lesson6
デジタルピアノを買って、練習できるようになってから初めてのレッスン。
というか、練習もろくにできないのにレッスンだけ先に受けてたことのほうがすこし変だったかもしれないけれど、でも自分としては良かったと思っている。
それは、私の性格からして先にデジタルピアノを買ったとすると、
うれしくなって、よくわかりもしないのにテキトーな楽譜を買い込んで
なんとなく弾いてみたりして、それで喜んでいたと思う。(←間違いない)
お教室を探すのも、ちょっと面倒だからと、ずるずる延ばし延ばしにして、
なかなか始めないような気がする。(←間違いない)
悪い癖も気づかないし(わかってないから気づきようがない)練習目標もあいまいだからどんな曲もなかなか弾けるようにならないと思う。(そういうやつなのだ)
今回それは避けたかった。絶対。
多少なりとも多少でも少しでもピアノを弾けるようになりたかった。
ピアノを辞めたとき、弾ける曲は何もなかった。習ってるなんていえなかった。(周囲は私がピアノを習ってることはそれなりに知っていたけれど)
50も過ぎて、そんなガキみたいなのはいやだ。あんまり時間がないならないなりに、なるべくちゃんと習って「ここ」のレベルがどこであれ「ここまでなら弾ける」というのを意識してやっていきたいと思った。
そんな思いもあって、楽器購入前から教室に入ったのだ。
(ま、お金が自由になる「大人」だからこそ、かもね)
自宅での練習を始めたことで、指の感じが少し変わった。
ピアノを弾いて、というのではなく普段感じる指の感じが変わった。
うまくいえないけれど、指が存在感を増したというか、10本の指がそれぞれ今までよりはっきりと感じられるようになった。血の通う量が増えたような?神経が細かくなったような?
いままでも指はあったのだけど、もっとつよく「ある!」という感じ。
うわ~伝わらない書き方しかできない><
脳内の指担当の運動野が広がったような???(ますますわからん)
わかりやすいのは、PCのキーボードを打つとき。すごく指の位置がクリアに意識できるようになった。指の先までちゃんと神経通ってる、という感じで。
(ピアノを弾くときは、全然神経通ってない気がするんですけどね~)
しかし、レッスンで感じたのは、自分で練習しているときと、先生の前で弾いたときと、なんでこんなに違うの?
家で練習して、弾けるようになったと思ったのは錯覚?
がっかり・・・と思ったが、先生は「やはり自宅で練習できたせいか、音自体に芯ができました」
そうなのかな? 自分ではよくわかりません。
自宅で弾くほど弾けてないことも「誰でもそんなもんです♪」と。
レッスンのグランドピアノとデジタルピアノ、やっぱり違うわ!
音だけならデジタルのほうがいい、というのもなんだかな~。
タッチの違いも感じられて、そうか、こういうものか~と勝手に納得。
ペツォルト(伝バッハ)のメヌエット。
楽譜は簡単そうですが、難しかったです。
先生が言うには、主役ひとりで伴奏つき、ではなく両方主役の2声だからだそうです。バッハの作品は2声、3声、4声と増えていくんですよお~、インベンションからシンフォニアに進むと主役がどんどん増えて、難しくなってくるんです。今何人いるんだろう???ってね。
そういうことなのか~、となんとなくわかった気分、わかったふりの私。
先生の説明は私にもわかりやすくてありがたいです。
「せっかく練習できるようになったので・・・宿題ふやしますね♪」
「ハノンってやったことありますか?」
ハノン・・・小学生のころもその教本の名前だけはきいたことがあったけれど、やらなかった。
「じゃあ、本も持ってないですね?」
持ってないです・・・ハノンはやらなかったし、かつて習っていたころの赤バイエルとかツェルニーとか、きっとそのころの先生がいっぱい書き込んでくださった教本、今とても見たいのだけど、何も残っていません。
たぶん、私の親がピアノを(私には何も言わず)処分したときに、おそらく一緒に処分したのではないかと思われます。
↑
先日母に聞いてみましたが、な~んにも憶えてないそうです。ピアノのことなんて、まったく興味を失っているようでした。あ、失っているのは記憶か。まあ、そんなものよね・・・。
というわけで、ハノンをやることになりました。
練習の最初に弾きましょう、とのことです。
よく話題になってる「ハノン」だ~、どきどき。
ブログのヘッダのところの編集方法がわからないので
現在 ツェルニーなんちゃら
のあとにハノンと書きたいのにかけてない。Orz