lesson 9 の後で
レッスンのなか、ハノンを弾くのに「一音一音しっかり打鍵」するのではなく「流れるように」といわれた。先生は自分が弾く手に私の手を重ねたまま「手の動きを感じてください」と、ハノンを弾いた。
そして小さな子が言葉を習得するのにたとえた。
まず一字一字をしっかり読むこと、それから言葉の意味を拾うこと。
でもいつまでもそうはしていないで、すぐに言葉をひとつの塊として捉えるように、さらに文章の流れを大きくとらえながら言葉を操るようになる。
「あ」「し」「た」「は」「え」「ん」「そ」「く」→「あしたは えんそく」
という段階から、文字をいきなり「明日は遠足」とさらっと意味を捉えて読めるようになるよね?
一音一音は大事だけど、ひとつながりのフレーズ、それから大きな流れを感じて弾きましょう。流れるように、続くように。
ハノンの音符のひとかたまりを、一呼吸で。力を抜いて。
なるほど!ちょっと違う感じ。そして速く弾ける!
ちょっとした「感覚の発見」でした。
それがうれしくて、家に帰ってからまたちょこちょこと弾きまくってしまいました。
そうしたら翌日の朝、両手の肘から下がだるい~。
なんか無意識のうちに手を振って、手首を振って、ってやってしまっていて、
職場で「あれ?どうしたの」といわれてしもうた(笑)
次回は、この弾き方でひいてこいや~ということだよね、きっと。
教本も変わったし、弾き方も少し進化(?)させていかなくちゃいかんのだ。
うん、まだ上達できる。伸びしろがある。うれしいな♪ がんばるぞ♪