モーツァルトはおことわり(The Mozart Question)
モーツァルトはおことわり
昨日図書館で借りてきて読みました
ピアノの話じゃなくてヴァイオリン。
作中の世界的ヴァイオリニストはモーツァルトを演奏しない。
そのことについても語らない。
偶然彼をインタビューすることになった、駆け出しの新聞記者は
はからずもその理由を聞くことになる。
という話なんですが。
楽曲に分かちがたく結びついた過去のできごと。
(このおはなしの主題はそこではないかもしれないのは承知のうえで)
そういうことは、誰にでも多少はあるだろうな、と思う。痛みの深さ、絶望の度合いなど、レベルは違うかもしれないが。
逆もきっとあるだろうな、つまり、喜びに結ばれた楽曲。
この曲を聴くと、「生まれてきてよかった、生きていてよかった」と思える曲があったら・・・!