音信不通のいとこたちとその母
ふと思い出したけど。
母の妹には息子と娘が一人ずついて、小さい頃二人とも鈴木メソッドに通ってた。
発表会も見に行ったことがある。すっごくおぼろな記憶だけど。
発表会は立派なホールとかじゃなくて、なんか会議室のようなところだった。
もしかしたら音大の一室とかだったのかな?全然憶えていない。
私も小学生、多分低学年だった。
叔母は配偶者も子どもたちもまだ生きているんだけど、もう行き来はなくなってしまって(単に世代的に高齢だからで、仲たがいしているわけではないと思う)近況も聞かないんだけれど。
いやな話だけど、実際誰かが他界でもしないと、集まることもない・・・
あのいとこたちはいつまでバイオリンを習っていたんだろう。少なくとも大学に通っているころまで習ってはいなかったと思う。
叔母さん自身、15年くらい前には三大テナーのうちのだれかの追っかけみたいなことをやっていて、しょっちゅうヨーロッパ方面に行ってたようだったので、音楽への憧れもあったんだろうけど、自分でピアノやバイオリンを習ったりはしていなかったみたいだった。鈴木メソッドに子どもたちを通わせるのに、最初は母親の自分も一緒に習うことになってる、とかで、大人用と子供用のバイオリンを見せてもらったことがあるが、叔母本人がバイオリンを弾くのを見たことはなかったな・・・。
彼女のところは、私の実家と違って、経済的には恵まれていたので、その気になれば防音室もグランドピアノも実現できたとおもうが、そういう話もきかなかった。
本当に会う機会すらないいとこたちなのだが・・・
少なくとも子どものころバイオリン習ってたのは事実。
なんとなく、いとこたちが自分でいいだして習いだしたというよりは、叔母の意向で習いはじめたような感じはあるけど(本当のところは知らない)、それでも少なくとも何年かは通っていたはず。
私はこうしてピアノに対する憧れを捨てられないで(笑)いるけれど、彼らはどうなんだろうなあ・・・と思う。
バイオリンを弾きたくて弾きたくてたまらない気持ちになることはあるんだろうか?
それとも私の耳に入らないだけで、やっぱり音楽を続けていたりするんだろうか。
叔母もなにか自分で楽器演奏をしたりするんだろうか。
なんだかちょっと気になってしまう(笑)
いつか聞けるときがきたら聞いてみたいけど、かないそうにない。。