楽譜を見ながら弾くこと:暗譜
いつも楽譜を見ながら弾いている。練習もレッスンも。
「暗譜」を課題にされたのは一回だけだった。
暗譜しよう、と思わないでいるのでずっと練習していてもやはり暗譜はできない。
楽譜がなければ弾けない。
しかしですね~。
今回半音階の練習曲は覚えちゃいました。
それで、なぜかを考えた。
半音階なので、始まりの音と終わりの音を覚えればあとはただつながってるだけ。
なので暗譜も簡単だったわけですが、半音階でないほうの手も覚えちゃいました。
なんでかな?
で、たぶんですが。
半音階なので、黒鍵と白鍵を123の指で指定通りに弾かなくちゃならないんですが、
そこはそれ、身についてないので指と鍵盤を確認しつつ弾くわけで。
つまりそれって
楽譜を見てないわけですよ、指というか手というか鍵盤というか、手もとガン見。
123131312313・・・てね。
がっつり監視してないと、手は勝手に4使ってみたり1でなきゃいかんのに2で弾きやがったりしますので。
それから手首を上下させずに滑らかに横移動しれ、という指令も。
目を離すと手首の運動を利用してバタバタしますから、これも見張ってないとね(笑)
なんてやってたら、簡単な練習曲だもの、もう楽譜なして弾けるわさ。。。
・・・ああでもこれは、しかしなにか「違う」気がする・・・
指の動きを覚えてしまっているだけ、とでもいいましょうか。
「楽譜」を頭に入れているわけじゃなくて、動作として繰り返したからできてるだけ、というか、まあうまくいえませんが、とにかくなにかが違うな、と感じました。
レッスンでもついつ練習の時の癖がでまして、手もとガン見で弾いてしまいました。
「楽譜を見て弾きましょう」と言われましたです。
手もとを見ながら弾いてはいかんそうです。
見ずとも正しく打鍵できるまでしみこませなくてはいかんそうです。
始まりの位置をチラ見する程度にしましょう、とのことでした。
半音階もスケールも、まだまだ手もとを監視していないと、何をやらかすかわからなレベル。
繰り返し繰り返し、身につくまではまだまだ長~い道のりのようです。