はなうたpiano♪ ~piano-hanasaku's diary~

pianoはじめました。つたないピアノの話を。   読んでくださってありがとうございます。 めざせ10ネン!

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ピアノの話じゃなくてスマソ・・でもちょっとだけピアノの話も

先日、職場の同僚(大先輩)にそそのかされて(本人もほかの方にそのようにおっしゃってたのでこの表現でOKみたい)、いわゆる「変身写真」撮ってきました。

まそのぅ、ひとつのアミューズメントってところでしょうか。

 

生まれて初めて「つけまつげ」してもらって、ごっついアイメイク…。

ひ~~~~~~!

鏡に映る自分の顔を面白おかしく見ていました。

うわ~い、こんなになっちゃった~。てね。しかし。

 

突然、30年ほど前他界した母の姉の顔がかぶりました。

伯母は生涯独身で、事業をしており、いわゆるアネゴ肌。

まだ1ドルが360円の固定相場なうえ、日本から自由に海外旅行に行ける時代ではなかったころから、外国旅行(観光?)をしていたような人でした。

親戚の中でも飛びぬけた存在でした。

 

今まで一度も伯母に似ていると思ったこともなければ、親戚の誰からも似ているといわれたこともなく。

伯母自身はもちろんそれなりに祖母や母とは少し似ていたかもしれませんが、私とはあまり似ていないという認識でした。

 

もちろん伯母ですし、化粧した顔もすっぴんも知っています。

どちらも私に似てる気はしませんでした。化粧顔は今思えばきっちりはっきりとアイメイクをしてましたね。目力強力って感じですか。

 

・・・私が今までの人生においてありえないような(笑)アイメイクを施されていくと、そこだけ突然伯母のようになりました。はい。突然にです。

「え?伯母さん??」

びっくりして…本当に突然のことに驚いてしまって…。メイク中だというのに勝手に涙が流れてしまいました。しかもしばらく涙が止まりませんでした。(メイク担当さん申し訳ありませんでした)

 

ここここ、こんなところ(スタジオの鏡の中だよ~)で伯母に出会うとは!

(いやいや、自分ですからそれw)

 

 

伯母は生前、たくさんの甥姪のなかでも、特に私をかわいがってくれていたと思います。(小遣い銭をたくさんくれた、という意味ではありません。←そういうことはなかったなw)子供のいなかった彼女は、私を養女にしたい、とたびたび両親に言っていました。我が家には下に男の子がいましたし。

しかし養女の何たるかを私は幼くて知りませんでしたから「養女になるか?」と聞かれて「なる」とは言わなかった。本人がそう言うから…と、その話はなかったことになりました。

 

うむ。

今思えば、伯母の養女になっておけばよかったと思います。

「うちの子じゃなくて、伯母さんの子になるんだ」などという親の誘導にうかうかとやられてしまったのです。しかしまあ10にもならぬガキですからいたしかたありません。

特別養子縁組ではなく、通常の養子縁組なので、戸籍から親の名前が消えるわけじゃありません。まあ、その辺のことは両親もよくわかってなかった可能性があります。

 

伯母は名目だけの養女ではなく、実際に私を手もとに引き取って養育もするといっていましたから…そうなると、全く違った人生だったでしょうねぇ…遠い目(笑)

ピアノは習っていたでしょう。私が望んだように(笑)ずっと、趣味で習い続けていたと思いますわ…あああああああああ。さぞかし弾けるようになっていたのでは(笑)

ええ、もういまさらどうにも過去のはなしですわぃの。

 

メイク、恐るべし。