はなうたpiano♪ ~piano-hanasaku's diary~

pianoはじめました。つたないピアノの話を。   読んでくださってありがとうございます。 めざせ10ネン!

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マラソンと似ているかも?

実は、というほどのことでもないが、レッスン曲のほかに自分ではとても弾けそうにない(?)曲の譜読みをしている。デジタルピアノが来た日からだから、一ヶ月半。

ピアノを再開しようかどうか、まだ「やろう!」と決心する前。

 まずは50過ぎでもピアノを教えてくれるところがあるだろうか、とネット検索。

とりあえず大手楽器店あたりは年齢を理由に入会を断ることはなさそう、ということがわかって一安心したり(笑)

 

そして「大人のピアノ」は、子どものように先生から与えられる教材をただ弾いていくのではなく、自分から「絶対弾きたい」と思う曲を何ヶ月も何年もかけてレパートリーにしていくことが珍しくはないらしい。

1曲だけ、どうしても弾きたい曲だけを弾けるようになると、それでやめてしまうひともいるらしい。それだけ強い意志で弾けるようにするのなら、ピアノ自体を辞めることはないのだろうが、習うのはやめるらしい。

私にはそんなふうに「絶対この曲が弾きたい!」という強い希望はないかも・・・。いや、ない。自分のレベルを無視すれば、漠然とした「弾けたらいいなあ」という曲はあるけれど、これさえ弾ければ!と強く思う曲は、やっぱりない。

ある曲を弾けたらそれでいいということはなくて、やっぱり「いろいろな曲を弾けるようになりたい」

 

ピアノを習っていた小学生の頃は、ただ漠然と「習っていればいつかは弾けるようになるんだろう」とある意味純粋に(笑)考えていたような「憧れの曲」。

しかしいつかすこしずつ、どうやらこのまま習っていても、自分にはきっとそのレベルにはならないだろう、一生弾けることなどないだろうと、いつのまにか諦めるようになっていったいくつもの「憧れの曲」はあった。

聴いた曲のメロディーを拾って、適当な和音をつけてとりあえず曲にする力もなかった。(ピアノを習っていればいつかそういうことができるようになるだろう、と子供心に期待していた。期待しすぎ)おっと脱線。

 

どうやら「大人ピアノ」はいきなり「憧れの名曲」に挑戦することも「あり」らしい!?

初心者から習いはじめて1年で「エリーゼのために」を弾いてしまう?

子どもの頃の憧れの曲のひとつ「エリーゼ」弾いたことないし(弾きたかったけど)

そんなことってあるのだろうか?

 

しかしさすが今時分のことで、動画サイトには「弾いてみました」というのが確かにある。「ピアノ初心者が」というタイトルには正直怪しい(ごめんなさい)ものもあった。けれど、どうやら本当に大人は「いきなり名曲」ってこともあるらしい!

 

前置き長すぎ。

 

どうやら憧れの曲のひとつ、ノクターンの2番は、大人初心者が弾こうとする曲として「超定番」!

子どもの頃からの「絶対一生弾けない曲」のひとつ。

でも・・・夢で嘘でも幻でも冗談でもいい、本当に弾けたら・・・・・!

やっぱり弾きたい、もしかしたら弾けるかも?

ううん。どうせ無理。でも・・・弾けなくてもいい、どうせ弾けないにしても、もしかしたら弾けるかもしれないなら、だめもとでいいからチャレンジしたい・・・。

 

というわけで、あまりにも陳腐?、と思いつつ、それでもやっぱりチャレンジだけはしてみることに。

 

デジタルピアノが来た日から、少しずつ楽譜を読んでます。

 

はじめのうち、五線からはみ出した音符がなんの音かすら数えなくてはわからなかったのですが、ようやく慣れてきました。

 

正直に言うと、自分を信じてなかったのよ。こんな線がいっぱいあるような、五線からはみ出た音符、加線が3本も4本もあるような音符を読めるようになるとは思わなかった(笑)

慣れってすごいわ。

 

なんか根拠はないけど、もしかしたら、弾けるかも?って思えるようになってきた。

(「弾ける」のレベルはちょっと置いといてw)

 

なんとなくだけど、これはマラソンに似ている、と感じるようになってきた。

 

マラソン。数年前に何度か走っているのだ(笑)

最初は100メートル走るのさえやっとだった。でも少しずつ少しずつ、を重ねていくうちに2キロ、5キロと走れるようになり、10キロを、15キロを・・・・

それでも42.195キロはけして楽じゃない。

でも自分で「走りとおす」と決めて、「走れる」と信じて、後はただ諦めずに投げ出さずに走るだけなのだった。

 6時間に及ぶ間、ゆっくりとはいえただただ走り続ける。

自分で決めて、自分を信じて。

・・・・すごく似てる、と思った。

 

もしかしたら、本当に弾けるかもしれない。

人に聞かせられるレベルかどうかはまたその先の問題として(苦笑)