左手のほうがきちんと動く?
チェルニー20のやさしい練習曲の7番目、左手がまったくいうことをきかず、ここしばらく取り組んでいた。前回のレッスンで一応終了はしたものの、いまだに「ちゃんと弾ける」状態とはいえない。
くやし~ので(というより、このままにしておいてさらに難しい曲なんか弾けるはずもないので)毎日この曲の後半部分(後半が左手メイン)を繰り返し弾いていた。
画像部分(czerny op.261 no.12)
だいぶマシになってきたもののまだまだ「滑らかに」弾けるレベルにはいたらず、ちょっと気を抜くと音階(練習曲の一部・1オクターブのみ)の指遣いすら間違える。
私は右ききなので、左に比べればそれなりに器用に動くので、いつも左手を気にして練習していた。
昨日、ちょっと浮気心だして、ブルクミュラー25練習曲の「すなおな心」と「アラベスク」を弾いてみた。
(といってもいきなりは弾けないけどね・・・)
何回か弾いてみて、あれ?
とりあえず初心者というか入門レベル的に「難所」として有名なアラベスクの左手。
指定速度でちょっと弾いてみたら、まだまだ基礎力が足らないので、右手345がころんでしまう。ああ、まだまだだな~。
!
ところが。
左手はしっかり弾けている。右手が同じ速度で転ぶのに対し、左手はコントロールを失わず、ちゃんと動く!
え?マジ?
まじまじまじ~?っと数回繰り返すが、やはり弾けている!
・・右手はころぶのに!
いままで、右手は「まあ、なんとか動くみたい」と、ハノンを弾くときもわりと流してたかも。両手で弾きながらもココロは左手注視、みたいな感じで練習していた。
チェルニーをさらうときも、左手重点強化でやっていた。
いつのまにこんな逆転現象が起きていたんだろう。
で、またハノンを弾いてみると、やっぱり右手はそつなく動く。う~ん。
音の並びのせいかもしれないが、アラベスク(ブルクミュラー)だとやはり左はきちんと弾けるが右はころぶ。
左が動いているのはうれしい。
でも、これからは右手も注意して練習しよう。