ピアノって無駄なんだぞ(笑)
コドモのころにピアノを習ってて、まともに弾けるようにもならずにやめてしまったピアノ。
本当はやめたくなかったけど、経済力のない子供が何言ったところでどうにもならないからね~。
あのころ電子ピアノがあったら辞めずに済んだろうな、と思うんだがそんなこといまさらどうにもならないからね~。
いやしかし、おらのような庶民が間違って(?)ピアノなんかにさわれたのは、それでも昭和で、戦後20年たったころだったからであって、もう少し早く生まれてしまっていたらピアノに縁なんてなかったに違いない。
今こうして電子ピアノの恩恵を受けて、自分の意思でピアノレッスンに通えるんだからそれでいいですじゃ。よかったよかった。本当によかった。
・・・でも時々思うだよ。
これってやっぱり音楽の神さん(女神さんかしらんが)にあてられてるだけなのかな、とかね。
すきすきすき🎵って思わされて、お金も時間も費やしてるけど、おいおいそれは何かに憑りつかれてるだけなんじゃ?
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こんなことをたびたび思うのは、ガキのころ叔父がしょっちゅう言っていたことが多分関係あるのやろ。
おらの育った家は祖母(祖父は他界)と父の姉弟たちが一緒に住んでた。そして防音なんてまだそない気にせんでよかった時代。
広くもない家にアプライトピアノなんか、きっと叔父には邪魔だったんやな。
おらなんかがガキの分際でそんだけのスペースぶん取った、って感じだったんやろ。
そして極め付けに(つうかふつうに?)おらは天才じゃないから、ピアノはあんまりうまくない(当たり前だが)そんなガキの練習ピアノ、聞いてたらイラッとするのは当然や~。
毎日仕事で遅く帰って疲れてるところ、たまたま早く帰れた、のんびりまったりしたいのに、兄ちゃんのガキ(あてのことや)がヘタクソピアノの練習してたら・・・・そら愚痴りたくなるわ、うん。
その叔父が繰り返し言ってたのが「ピアノなんてムダ。お金使って時間使って、何の役にも立たない」
ピアノの練習しているガキのおらにむかっていい大人(?)がこんなことを言うのもどうかと思うけれど、今のわたしにはその叔父の気持ちも分からなくはない。叔父もしんどかったんやね。
繰り返しそんなことを言われ続けたガキの気持ちはここではさておき。
ピアノなんてなくても生きていける。ピアノなんて人前でお金取って演奏できるレベルになる人以外はやる必要なし、下手なピアノにお義理で付き合わされるのも時間の無駄(お金もムダ)。とにかくムダ、なんもいいことあらへん!
ピアノに限らずだが、そんなことを(いまでも)言っている叔父には、ピアノ再開したなんてとっても言えない。もちろん言わない。きっと別の世界(価値観)にいる人なので、理解してもらう必要もない。
今は同じ屋根の下に住んでいないので、全然問題なし! ふはははは(なにそれ)
だがしかし、やはりそういうご意見は世間様にはあるわぃな。
せや!ピアノなんてムダ。ムダ。ムダや!
その時間をその労力をその銭を、ちゃ~んと意味あることに使えよな~、とな。
なんでそんなことやってんの?あほちゃう?
あるいは、そんな(無駄な)ことにお金やら時間やらつぎこめるなんて、ええご身分や、みたいな。
わたしなんて「ご身分」というより「ゴミ分」みたいなもんですがw
それでもやっぱりピアノにかかわれて、幸せだと思う。それが単なる思い込みだとしても(笑)
誰が何と言おうと、声の限りに叫ぶ(心の中でw)
大人になってよかった🎵
電子ピアノがあってよかった🎵
ピアノ再開できて本当によかった~~~